2017年雑感

今年もあっという間に残すところ僅かになったというブログを書いたのが2016年12月30日のことで、2017年もあっという間に、12月30日となっている。一年が過ぎるのがどんどん加速している感じである。ありていに言えば、年なのである。

今年は、少しはブログをコンスタントに更新したいという密かな野望があったが、早々に挫折してしまった。「新緑の西中国山地」には、「三段峡」編に続いて、「深入山」編を予定しており、そのために深入山の草花の写真を撮っていたのだが、ハードディスクの故障により、残念なことにすべてデータが消失してしまったのである。

そんなことあって、しばらく間があいてしまった。

写真に収める風景というと、岡山市内には、運動公園という紅葉が美しい公園がある。11月下旬の夕方近くに仕事の行き来で通りかかったところ、あまりにきれいだったもので、携帯電話についているカメラしかなくても撮らずにはいられなかった。

 

今年を振り返って印象に残っていることの一つとして、自分の関わった事件の判決を題材に、研究をしてくださっている方から質問を受けたり、また、判決を引用してくださっている論文を目にしたりする機会があった。弁護士は、直接的には受任した事件の解決のため訴訟を利用し、判決を獲得したりするものであるが、それが、当該事件に限らず、世の中のあり方をより良いものに変えてくれるものとの期待をもっていたり、また、今回の到達点は、道半ばであっても、それを次の人が役立て、さらに一歩前進させてくれれば、という望みを抱いていたりもする。そういう意味合いで、過去に関わった公益に関する事件の判決について、研究を仕事とする方々に知ってもらえたり、興味をもってもらえることは、有り難いことであり、うれしくもある。そういう機会に恵まれた年であった。

おまけ

 

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